酒をやめよう 〜もしかして今までだまされてた!?〜

ふと頭に降ってきた「断酒」という言葉。もしかして酒っていらない?

お酒の味の変化

ほとんどお酒を飲むことはなくなったが、お酒の席では1杯だけビールを飲むことがある。

ここ4ヶ月ほどで飲む回数がほとんどなくなったこともあり、お酒の味もだいぶ変わってきた。

ビールに関していえば、けっしてまずいとは思わないが、すごく苦く感じる。20歳代前半の時はそれほどビールは好きではなかったのだが、その頃に感じていた苦味である。多分、今感じている苦味が本来の味なんだろう。飲み続けることで、これが旨いと錯覚するようにできているのだ。

大人になるとお酒を飲むのが当たり前、僕もずっとそういう風に思い込んでいたが、これも誰かがそのようにもっていっただけなんだと思う。

お酒本来の味からいえば、ここまで普及するようなものではなさそうだが、飲んでいるうちに多かれ少なかれ皆中毒になるので、こういったお酒社会が成立してしまう。

僕はそこまでお酒で失敗した経験もないし、楽しい場もたくさん経験してきたので、今のところお酒を否定するつもりはない。ただ、当たり前と思っていることが、そうでないこともある、ということを最近よく考える。

何事も疑ってみることが必要かもしれない。

 

 

お酒が好きなのは自分の意思か?

今までずっと自分はお酒が好きだと思っていたが、お酒を控えてからこの考えは思い込みだったと感じている。結局、程度の差はあれ、毎日お酒が飲みたくなるのは中毒症状にほかならない。そのことに気づいてから、なんとなくお酒のことが嫌いになりつつある。

誰しも自分の意思で物事を選択したいはずだが、それが何かに操られているというのは嫌な気分になる。

お酒から距離を置きつつある中、そんなことを最近考えている。できれば、自分が本当に好きなことで毎日時間を埋めていければと考えている。

 

お酒をやめて4ヶ月

昨年の9月にふと思い立ってお酒をやめてから、4ヶ月経った。

最初は完全に断酒の方向で考えていたが、最近は会社の飲み会の場だけは軽く飲むようにしている。というのは、自分は飲まなくても場のノリについていけるタイプではないと分かったからだ。苦痛な時間を数時間過ごすのももったいないので、寝るまでに分解できる量程度ならいいかと思って軽く飲んでいる。その代わり、自ら飲みの場を求めるタイプではないので、年間に飲むのは10回行くか行かないかになるはずだ。

まだお酒を控えてからの月日が浅いので、また元の感じに戻ってもおかしくないのだが、今年も飲まない日数を積み重ねていけたらと思っている。

 

酒をやめよう!

「酒をやめよう」

ふとそんな言葉が頭をよぎったのは、1ヶ月ほど前のことである。

次の誕生日で42歳になる僕は、酒を飲み始めて20年以上たつ。20代中頃、ビールが美味しく感じ始めてからは、飲めるときはできるだけ飲みたいと思って過ごしてきた。

ところが、最近歳のせいか酒が弱くなったと感じることが多くなった。また、常に体のだるさがつきまとい、どこか身体が悪いんじゃないかとずっと考えてきた。体重も多いし、決して健康的な食生活をしているわけじゃないので、何かしら改善が必要だとは感じていた。ただ何故か酒をやめるという選択肢は今まで考えたことがなかった。

そんな中、ほんとに頭に振ってきたという表現がぴったりなのだが、酒をやめてみたらどうだろうか、という考えが突然現れた。身体の不調ってすべて酒が原因なんじゃないか・・・?

 

そしてさっそくその日から酒を断って、早1ヶ月が経った。たぶん1ヶ月程度の断酒では、すぐにもとの感じに戻る可能性はあると思う。ただ、酒を飲まないメリットが大きすぎて、いまのところ酒のある生活には戻りたくない。

簡単ではあるが、現在感じているメリットを記しておく。

①体重が減る → 緩やかではあるが1ヶ月で2kg減

②だるさが減る → ゼロとは言わないが、ほとんど感じなくなった

③お金が減らない → 仕事帰りのいっぱいがなくなる

④時間が増える → 夜寝るまでが有効な時間と変わる

⑤大切なものが見えてくる → やりたいこと、付き合いたい人が浮かび上がる

 

わずか1ヶ月の断酒でこれだけのメリットが感じられた。とりあえず、これからどんな変化が起きるのかすごく楽しみである!