お酒の味の変化
ほとんどお酒を飲むことはなくなったが、お酒の席では1杯だけビールを飲むことがある。
ここ4ヶ月ほどで飲む回数がほとんどなくなったこともあり、お酒の味もだいぶ変わってきた。
ビールに関していえば、けっしてまずいとは思わないが、すごく苦く感じる。20歳代前半の時はそれほどビールは好きではなかったのだが、その頃に感じていた苦味である。多分、今感じている苦味が本来の味なんだろう。飲み続けることで、これが旨いと錯覚するようにできているのだ。
大人になるとお酒を飲むのが当たり前、僕もずっとそういう風に思い込んでいたが、これも誰かがそのようにもっていっただけなんだと思う。
お酒本来の味からいえば、ここまで普及するようなものではなさそうだが、飲んでいるうちに多かれ少なかれ皆中毒になるので、こういったお酒社会が成立してしまう。
僕はそこまでお酒で失敗した経験もないし、楽しい場もたくさん経験してきたので、今のところお酒を否定するつもりはない。ただ、当たり前と思っていることが、そうでないこともある、ということを最近よく考える。
何事も疑ってみることが必要かもしれない。